阪神大震災の教訓

阪神大震災の被災者側からの教訓

我が家の安心 災 害 対 策

万が一の時、頼れるのは、自治体のサポート力と自分自身の災害に対する心構え、備えなのです。

このページは、阪神大震災の被害者側からの教訓をご紹介しています。


避難ばしご・縄ばしごのページ
  被害者からの教訓(震度7が残した108の教訓より)

   M E N U

■地震時の心得10か条

■地震の前兆現象について

■被害者からの教訓

■地震後の暮らしの保障について

■震度とマグニチュードについて

■地震に弱い場所(1)軟弱地盤

■地震に弱い場所(2)活断層上


■東京直下地震の時−被災者は

■住宅が壊れた場合のローン

■地震保険、損害保険、税金還付

■日本の安全神話は崩壊か

■地震にあう場所ごとの対処法

■首都直下型はM7〜8

   【災害対策グッズ】

   

 避難の準備
 避難はしご
 非常持ち出し袋
 水・飲料水・浄水器
 食料・非常食
 医療品・薬品
 灯り・懐中電灯・消火器
 情報・携帯ラジオなど

 避難生活
 携帯トイレ・非常時のトイレ
 プライベート・テント
 防災ずきん・防寒着・寝袋
 ゴミ処理

 家、室内の安全
 家具の安全対策
 盗難予防
 水害対策

 子供向け用品
 防災用品

 歩行が困難な人向け
 軽車椅子・杖・カートなど

 ペット用品
 犬用ペット用品
 猫用ペット用品

 あったら便利なグッズ
 アウトドア用品


家の中では日頃からスリッパを履き、寝る時は手の届くところに置く
家中ガラスの破片だらけ。素足では大変危険です。停電でもわかる範囲、枕元に脱いでおいて下さい。

枕元に懐中電灯かライターを置いておく
停電の暗闇は恐怖感がつのる。暗闇でも状況判断が出来る灯りがほしい。ライターの場合は、ガスの匂いがないか確認してから点けること。

子供をかばう時は身動きできる程度の強さにする
身近にいる子供をかばって覆いかぶさったり、抱きしめる時は身動きが出来るようにしないと不安が増す。老人でも同じことだろう。

揺れがおさまったら、まず深呼吸。落ちついた声を出そう。
強い揺れの恐怖がおさまり、、家中の惨状を見たら想像したこともないショックです。まず大黒柱の自身が気を取り直すことが先決です。

トイレの中にいても安全ではない
地震が起こった時トイレにいた人の話だと、右に左に壁におさまるまでたたきつけられたそうだ。トイレの安全神話もあてにできない。

薄型の冷蔵庫はこわい、安定感のあるものにする
マンション内で厚さ40センチの薄型冷蔵庫が倒れた。もっと厚みのある冷蔵庫は倒れなかった。移動するだけだった。重い冷蔵庫は固定することです。

携帯ラジオ、携帯テレビ(ワンセグ機能付き携帯電話)があると心強い
正確な情報収集が安心を呼ぶ。普通のテレビは破壊されるし、停電の時は役に立たない。

逃げる時、家族はいつも近くにいる
暗闇でなくても避難する時は家族が近くにいないと不安。できるだけ手を握りあって行動するようにする。

携帯コンロはたいへん役に立つ
電気もガスもストップした時、暖かいものが作れる携帯コンロがあるとたいへん重宝する。携帯コンロは用意しておく方がいい。

室内でも頭上に注意
壁に固定されていたはずのエアコンが宙吊りになった。かろうじてつながっているパイプかチューブが切れたら落下してくる。

寝室にタンスや家具をなるべく置かない
寝ている時は無防備です。家具が倒れたり、落下しそうなものは凶器となります。家具は耐震器具で固定しておく。

なんの容器でもいいから水を溜めろ
地震でも水道はすぐには止まらない。地震が収まったらまず蛇口から水が出るか確認する。鍋、電気釜、空き缶、ヤカン、洗面器、空き瓶、ペットボトル、あらゆる容器に水を溜める。食べ物より水が大事です。

道路は段差だらけ、穴も開いている。外歩きは足元に気をつける
懐中電灯が無い場合は、夜間歩きを極力しない。

避難所はすぐに満員状態になる
避難しようと考える間が惜しい、すぐに決断して行動しないと居場所の確保に苦労する。2時間程度で避難所は人だらけ。奥の方の壁際から壁伝いの居心地のいい場所はすぐに埋まる。場所取りに負けると人通りが多く落ち着かない中央部か通路か玄関先となる。

付き合いのある隣人は心強い味方
避難所生活で隣人と上手くコミニケーションとれるならばいいが難しい。普段から付き合いのある家族と隣り合わせが一番いい。不便生活で貸し借りができる間柄であれば安心。

避難所では毎日髪にクシを入れる
髪も汚れ放題。髪をすかして空気を入れれば多少汚れや匂いをカバーできる。

女性は下着に生理用品をセットする
避難所は、いつまで続く着た切り雀。下着の汚れを少しは防ぐことができる。

水や食糧の配給には、行列でも必ず並びましょう
被災地では時間が無くても行列に並ぶことが肝心です。腹が減っても爪楊枝ではいけません。家族の為に見栄も捨て必ず並ぶことです。長い行列で時間がかかっても待てば必ず順番がやってきます。


 ■2007年11月1日発表 国の中央防災会議の専門調査会がまとめた地震の被害想定  

想定地震

死者数

全壊建物

日本海溝地震

2,700人

21,000棟

首都直下型地震

13,000人

850,000棟

東海地震

10,000人

463,000棟

東南海・南海地震

21,000人

645,000棟

東海、東南海・南海地震

28,000人

960,000棟

阪神地域直下型地震

6,900人

290,000棟

名古屋市直下型地震

4,200人

140,000棟

大阪府 上町断層地震

42,000人

970,000棟

京都府 西山断層地震

13,000人

400,000棟

大阪府 生駒断層地震

19,000人

560,000棟

京都府 花折断層地震

11,000人

380,000棟

愛知県  猿投−高浜断層地震

11,000

300,000棟


     このページのトップにもどる
Copyright (C) All Rights Reserved 災害避難グッズ