地震に対する対処法

地震に遭う場所ごとの対処法

我が家の安心 災 害 対 策

万が一の時、頼れるのは、自治体のサポート力と自分自身の災害に対する心構え、備えなのです。

このページは、地震に遭う場所ごとの対処法についてご紹介しています。


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  地震にあう場所ごとの対処法

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■地震時の心得10か条

■地震の前兆現象について

■被害者からの教訓

■地震後の暮らしの保障について

■震度とマグニチュードについて

■地震に弱い場所(1)軟弱地盤

■地震に弱い場所(2)活断層上


■東京直下地震の時−被災者は

■住宅が壊れた場合のローン

■地震保険、損害保険、税金還付

■日本の安全神話は崩壊か

■地震にあう場所ごとの対処法

■首都直下型はM7〜8

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今日起こるかも知れない地震。緊急事態に対する場所ごとの対処法です。一つ二つでも覚えて下さい。

■自宅の中にいた場合

(1)火を消す。
最初の揺れを感じた時点でとにかく火を消す意識。火元から離れていたら大声で「火を消して!」と叫ぶ。

(2)強い揺れに備える。
数秒後に強い揺れが襲ってきます。頭上の落下物と倒れかかってくる家具に注意する。

(3)緊急持ち出し品(非常袋)を手に持つ。
緊急事態に備えてあるバックを確保する。

(4)外に飛び出すか、留まるか判断する。
耐震強化していない木造住宅や古いマンションは潰れる可能性がある。

(5)逃げ道の確保をする。
ドアが歪んだら開かなくなる。脱出口はすぐに開ける。


■屋外にいた場合

(1)頭上に注意。
ビルの看板や窓ガラスの破片が落ちてくるかも知れない。建物から離れるか、建物にくっつくかの判断をする。高架鉄道や高速道路からもできるだけ離れる。遮音壁が落下するかも知れない。

(2)車が突っ込んでくるかもしれない。
交通量の多い道路は歩道にいても危険性が高い。

(3)陥没や亀裂から離れる。
突然陥没が広がるかも知れない。足を取られてケガがこわい。

(4)水辺から離れる。
海岸沿いだと津波に襲われる可能性がある。小高い場所に移動する。


■商業ビルや映画館にいた場合

(1)頭を保護する。
持っている荷物か近くにあるもので頭をカバーする。

(2)停電に備える。
暗闇の中でも移動できる準備をする。

(3)火災に備える。
煙は怖い。近くに透明のビニール袋があれば、手に取り煙から身を守る準備をする。

(4)パニックに巻き込まれない。
絶対に出入り口に殺到しない。子供がいた場合は必ず手をつないであげる。

(5)エレベーターに乗らない。
停電になれば閉じこめられる。

(6)あわてて逃げ出す必要はない。
強い揺れが収まってから判断する。強い余震がなければ建物は崩れない。外に逃げ出す方が危険な場合がある。

(7)場内放送に注意する。
館内放送は建物内の被災状況を教えてくれる。危険ポイントを教えてくれる。係員の指示があればその指示に従う。ひとり勝手に行動しない。


■地下街にいた場合

(1)出口方向を確認する。
方向さえ判っていればあわててパニックに巻き込まれることはない。

(2)落下物に注意。
地下街には看板が少ないが照明器具の設備が多い。

(3)暗闇と有毒ガスに注意。
停電に備えて常にペン型ライトを持っていたい。地下街で火災が発生すれば商品から有毒ガスが発生する。透明のビニール袋があれば守ってくれる。

(4)人の流れに身を任さない。
地下は比較的安全。パニックになった群衆は危険だ。闇雲に流れにくっついて走っても混乱に巻き込まれるだけ。地下からの出口は数カ所あるはずだから落ちついて反対方向に逃げても脱出できる。


■電車に乗っていた場合

(1)自分の体勢の確保。
電車が急停車するか、脱線する可能性がある。手すりや吊革にしっかりつかまり、床に投げ出されないようにする。

(2)自分がリーダーシップをとる。
誰かがリーダーシップをとるまで待つことはない。地下鉄の狭い車内の混乱は大変危険だ。

(3)車内アナウンスに従うこと。
日頃訓練している車掌か運転手の適切なアナウンスがあったらその言葉に従う。

(4)非常用ドアコックを開ける。
とりあえず非常コックの近くにいる人はドアを開ける。出口が確保されれば精神的に落ち着ける。車内アナウンスがなければ安全確認をして車外に脱出する。乗車口近くの先に飛び降りた男性は、後から続く弱者の乗客の為に降ろす援護をしてあげる。また線路上の安全監視員も必要です。

(5)非常ボタンを探す。近くに踏切があるような場所であれば、二重事故防止の為、非常ボタンを作動させる。


■高速道路で運転していた場合

(1)急ブレーキは避ける。
路上がうねっている為ハンドルが取られる。急ブレーキで後続車から玉突き衝突される危険がある。ゆっくり減速して左側の路肩に駐車させる。

(2)駐車場所に注意。
トンネル、橋の上、ガケの下などの危険個所の駐車は避ける。ゆっくり安全な場所まで移動して駐車する。

(3)危険個所でストップしてしまったら歩いて逃げる。
車から離れる時は、ドアロックはしない。キーは差し込んだままにする。車の後部に三角停止板を置く。

(4)高速道路上では一人で行動しない。
高速道路上の歩きは危険なのでできるだけまとまって避難する方がいい。歩く時は常時後方を確認しながら、非常階段や料金所のあるランプから避難する。


■エレベーターに乗っていた場合

(1)全ての各階のボタンを押す。
停電になって閉じこめられるかもしれない。それを防ぐ為各階の停止ボタンを押し、最初に開いたドアから降りる。

(2)止まっても冷静になる。
電気系統の故障で階と階の途中停車の可能性がある。緊急用インターホンで管理者や外部との連絡をとる努力をする。



 ■2007年11月1日発表 国の中央防災会議の専門調査会がまとめた地震の被害想定  

想定地震

死者数

全壊建物

日本海溝地震

2,700人

21,000棟

首都直下型地震

13,000人

850,000棟

東海地震

10,000人

463,000棟

東南海・南海地震

21,000人

645,000棟

東海、東南海・南海地震

28,000人

960,000棟

阪神地域直下型地震

6,900人

290,000棟

名古屋市直下型地震

4,200人

140,000棟

大阪府 上町断層地震

42,000人

970,000棟

京都府 西山断層地震

13,000人

400,000棟

大阪府 生駒断層地震

19,000人

560,000棟

京都府 花折断層地震

11,000人

380,000棟

愛知県  猿投−高浜断層地震

11,000

300,000棟

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