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模型の金額は、模型本体の材料費と作成費と模型収納台及びカバー及び銘板などに分かれますが、一般的には完成した1台のすべての金額を合算したものをいいます。 上の写真の模型の金額を右側に表記してありますが、模型本体、模型収納台、カバー、銘板、搬入などすべて含んだ金額です。 更に模型本体製作費とありますが、現在では模型作成の世界でも分業が進んでおり、すべての作業を技術職人が一人で行うということはまれです。 模型本体作成もリード役の製作責任者と補助作業員数人が組んで作るのが通常です。 ですから、1人日が3万5千円で計算していますが、製作にあたった担当員の平均金額と考えて下さい。 余談ですが、一昔前のいわゆる自分は模型(造形)職人だと公言していた人は、仕事もマイペースで工期はあって無いような感じでした。金額も工期も、現在のようなグループ製作と較べ3倍以上掛かっていました。 模型台やアクリルカバーや銘板などは、1式(1台)でいくらと計算しています。 模型収納台部の作り方も、テーブルのように4本脚、下部をぐるりと囲む袴式台の場合もあります。 更に木工台もあれば、金属脚もあります。 勿論、むき出しのものもあります。 模型カバーもガラスの場合とアクリルで作る場合があります。 最近では、常設でない模型の場合、軽量で移動がしやすいアクリル材料で作っているのが現状です。 上の3体の模型もアクリルカバーで作っています。 実験用の模型は、模型台もカバーケースも作りません。 銘板は、シルク印刷のものとアクリル板などに彫り込み式のエッチング加工があります。 アクリル製のエッチングの場合、銘板の下に穴を開けて真鍮棒などでプラカード式に立てるのに便利なので、アクリル製のエッチング加工をしています。エッチングに良いのは、彫り込み後に色を流し込むのでいつまで経っても作った当時のままです。欠点は、後日プレートの追加があっても、彫り込みの深さや切っ先の太さなどが違ってしまい、多少出来上がった文字の大きさが違ってしまいます。 一番上の伊勢原市、、、、の模型の地図パネルなど大きいものは、校正が楽なシルク印刷にしています。 模型本体の製作日数も表記してありますが、基本的にはこの日数が人件費で製作費の75〜80%になります。 つまり90人日の場合、1日@3万5千円として90人日×3万5千円=315万円が人件費ということです。 ■区画整理事業模型は、400万円の製作費のうち、315万円が人件費です。 模型台とカバーで約30万円、銘板とパネルが15万円、残りの40万円が現地調査費や図面調整費や搬入など諸経費ということになります。 ■相模縦貫道計画模型は、800万円のうち、700万円が人件費、展示台が4個で70万円、残りの30万円が諸経費です。 ■風洞実験用模型は、280万円のうち、250万円が人件費です。これは、地形も建物も精度が要求されますので慎重に造るせいです。 ■次世代新幹線模型は、750万円のうち630万円が人件費です。真鍮製の軌道(線路と枕木)は、22分の1ですが外国製の既製品を取り寄せ、活用しています。20分の1のものを特別製作するとこれだけで50万円くらい掛かってしまいますが、既製品だと5万円ほどで済みます。 ○材料費は、いずれの模型の場合も全額の約5〜10%というところでしょうか。 概算で積算する模型代の金額の場合は、材料費も人件費の中に放り込んでしまいます。 ○運送代は、日帰りで持参の場合、諸経費の中でまかなえますが、遠方の場合、運送会社の運賃を加算します。 機械など可動装置が組み込まれない模型は、箱詰めして混載便で持参ということになりますのでそんなに高くありません。 ですが、そうでない模型の場合は、トラックを1台貸し切りになりますので、更に、追加加算した金額となります。 航空便や船便の場合も、ボリュームと行き先で大きく変わってきます。 いずれも上記金額を基本として考えておけば、そんなに差が出ないと思います。 |
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